伊香具神社(賤ケ岳 大音集落)

Posted 2018-4-12

湖北

満開の八重桜の下、100mを超す参道の先に鎮座する伊香具神社

2018年4月、賤ケ岳の麓、長浜市木之本町にある大音(おおと)集落を訪れました。大音集落は、秀吉と柴田勝家が戦った「賤ケ岳古戦場」の麓集落として知られています。大音集落には、毎年4月、100mを超す参道が八重桜で覆われるという伊香具(いかぐ)神社があります。湖北随一の名社と称される伊香具神社を参拝しました。

 

伊香具神社

伊香具神社は、天武天皇白鳳10年以前に、かつて未開の湖沼地だった地に社殿が建立されたとされています(『神社由緒記』)。社名の「伊香具」は、「いかぐ」「いかご」とも呼ばれています。

社伝によると、寛平7年(895年)に、菅原道真が伊香具神社に法華経や金光明経を手写して奉納したそうです。その後、足利尊氏が200石の社領を寄せて、正月、5月、9月の各18日に祈祷を行うよう依頼し、浅井氏も庇護を加えたましたが、賤ヶ岳の戦いの兵火に罹って社殿、古記録を焼失、社領も没収されました。明治8年(1875年)郷社に列し、同32年県社に昇格、同40年には神饌幣帛料供進神社に指定されています。

この日は、参道を通らずに、大音集落内から境内に入りました。

境内入口の鳥居。独特の鳥居で「伊香式鳥居」といいます。通常、鳥居の柱は4本が普通ですが、「伊香式鳥居」は倍の8本の柱が支えています。

 

 

100mを超す参道です。参道の入口にも鳥居があります。これからゴールデンウィーク頃まで参道は八重桜に覆われます。

 

 

大音集落の若衆が成長の証として持ち上げ競う「力石」だそうです。なかなか豪快な仕来りですね。

境内に迫力のある「神馬」が光沢を放っていました。

茅葺の拝殿です。祭神は伊香津臣命、余呉湖の羽衣伝説に登場する「伊香刀美」と同一であるとされ、五穀豊穣の神徳を有しています。

社殿の右手に招魂社があり、近くに、蓮池と独鈷水があります。

 

 

大音集落は、賤ケ岳の観光客が訪れる地なので、集落に鎮座する伊香具神社は、美観が保たれています。賤ケ岳を訪れる際は、是非、伊香具神社を参拝されることをお勧めします。

 

 

糸とり資料保存館

大音集落は、「賤ケ岳の古戦場」として以外にも、古くから生糸生産が盛んで、三味線や琴に使われる「大音糸」が有名です。

伊香具神社の境内の隣に、三味線・琴糸の生産地である大音集落の糸とり資料保存館があります。

資料館では、糸とりの技術の紹介や道具の展示をしていて、昔ながらの繭の糸とり作業を1回4,000円からで実演してもらえるそうです。

 

 

糸とり資料保存館

所在地:長浜市木之本町大音

アクセス:公共交通機関 JR北陸本線「木ノ本駅」下車 車5分、車 木之本インターから7分

駐車場:あり(無料)

料金:要予約 入館のみ無料 糸とり実演4,000円

定休日:無休(要問合せ)

問合せ:糸とり資料保存館(想古亭源内)TEL:0749-82-4127

 

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滋賀県出身。大阪でインターネット広告やWEBマーケティングを扱う会社を経営。管理人自らが滋賀県の集落や廃村、地域に根差した神社・仏閣、戦争遺構などを現地調査を通じて紹介しています。

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