還来神社(もどろぎじんじゃ)

Posted 2018-9-20

大津

大津市伊香立途中町に還来神社(もどろぎじんじゃ)という神社があります。桓武天皇の皇妃で淳和天皇の生母、藤原旅子を祀る神社です。旅子の遺言によって、死後、生まれ故郷のの地に戻ったことが、還来という社名に由来しているとのこと。境内に神木椰の古木が遺っており、その木の下に埋葬されたと言い伝えらています。「還来」とは「かえってくる」という意味で、旅行に行った人が旅の安全を祈願する神社として知られています。

戦時中には、兵隊として出征する人たちが生きて帰還できるようにと、県内外から多くの人が還来神社へ祈願に訪れたそうです。

 

還来神社訪問記

2018年の夏、大津の戦争遺構巡りで還来神社を訪れました。

 

 

境内に遺る神木椰の古木。

 

藤原旅子がこの神木の下に埋葬されていると言い伝えられています。

 

拝殿はシートで覆われていました。

 

こちらは本殿、小さな神社ですが、祈願に訪れていた方が何人かおられました。旅の安全祈願でしょうか。

 

戦時中、招集令状を受けた男の人たちは兵隊として戦争地に出征しなければなりませんでした。出征した兵士の家族は「生きて還ってくる」ことを祈願するために、長い列をなして還来神社を参拝しました。滋賀県では、9万5千人以上の人が兵士として出征し、3万2千人以上の人が戦死しています。

終戦から70年以上経過した今においては、戦地からの生還を祈願して多くの参拝客で溢れていた頃の面影や悲壮感は残っておらず、平和な時代だということでしょうか。

 

 

還来神社
所在地:滋賀県大津市伊香立途中町518
アクセス:JR堅田駅から江若バス細川行還来神社前下車すぐ

 

地図内検索:
  • スポンサーリンク

  • スポンサーリンク

トップ

新着動画

スポンサーリンク

FIND OUT管理人

滋賀県出身。大阪でインターネット広告やWEBマーケティングを扱う会社を経営。管理人自らが滋賀県の集落や廃村、地域に根差した神社・仏閣、戦争遺構などを現地調査を通じて紹介しています。

>>管理人ブログ

facebook

goTop