余呉集落巡り【余呉町菅並】

Posted 2017-12-6

湖北

余呉285号線最奥にある集落「余呉町菅並集落」

1日がかりで挑む「余呉の集落巡り」、3番目の訪問先集落は、「余呉町菅並」の集落です。県道285号線は「余呉町菅並」で行き止まりになっており、これ以上先の道路は通行止めになっています。

本来この285号線は、高時川沿いをさらに山奥の方へと続いており、進み続けると国道365号線沿いにある「余呉町中河内」という集落に辿り着きます。「余呉町中河内」の集落まで続く県道285号線ですが、「余呉町中河内」からも行き止まりになっていて、菅並集落と中河内集落間の285号線は通行不可になっているのです。そして、この285号線の通行止め区間にあの伝説の廃村地区が存在するのです。

余呉の廃村地域の手前にある今も人が暮らす集落「余呉町菅並」には、平成29年5月時点で34世帯51人の方が住んでおられます。現在、廃村地区には家屋が1軒も残っていないため、昔の余呉集落の面影を残す最後の集落だとも言えます。また、菅並集落には「六所神社」と「塩谷山洞寿院」 といった神社仏閣や「妙理の里」という文化資料館があり、見どころの多い集落です。

集落の中を散策してみました。人は誰も歩いていません。

 

ここで行き止まりになる県道285号線を通る車はほとんどなく、本当に静かです。

 

静かな集落の中を歩いていると、本当に人が住んでるのかなと思いましたが、村の集会所(避難所指定)を見ると、ちゃんと行政の管理が行き届いてるんだなと少しホッとしました。

 

豪雪に耐えられる「余呉式民家」ですね。昔の屋根は全てカヤ葺きだったようです。

 

蔦で覆われた小屋、菅並集落の人口は50人程ということで、高齢化しているでしょうし、このまま過疎化が進むと心配です。失われつつある日本の貴重な集落の一つである余呉集落を保全する意味でも、「菅並地区」を重要文化保護地区に指定してほしい、それくらいの価値があると思います。

 

いま、都会の生活をやめて「田舎の土地で暮らす」方が増えいているそうですが、田舎暮らしの候補地としてこの菅並集落はいいと思います。この場にいると、とてつもない田舎集落に感じますが、交通の便はよく、JR木ノ本駅からだと車で20分ちょっとで着きますし、バスもちゃんと通じています。県道285号線はここで行き止まりになりますが、道は広くて整備されています。冬季は大雪になりますが、近くにスキー場がありますから冬はスキーやスノーボードが楽しめます。また、湖北に位置するこの辺りは、夏は冷涼で過ごしやすいのも特徴です。是非、一度は観光でこの地を訪れてみてください。

 

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FIND OUT管理人

滋賀県出身。大阪でインターネット広告やWEBマーケティングを扱う会社を経営。管理人自らが滋賀県の集落や廃村、地域に根差した神社・仏閣、戦争遺構などを現地調査を通じて紹介しています。

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