萱尾集落(東近江市)

Posted 2019-1-22

東近江

永源寺ダム湖に水没した萱尾集落

滋賀県東近江市にある永源寺の傍らを流れる愛知川の上流にある永源寺ダムは、1972年(昭和47年)に建設されました。ダム建設に伴って、いくつかの周辺集落がダム湖の底に水没しました。その水没集落の一つに萱尾(かやお)集落があります。ダムが出来る前の1970年(昭和45年)の空中写真を見ると、水没前の集落が確認できます。永源寺ダム湖の湖岸道路である国道421号線がまだ旧道の時代です。現在の永源寺ダム湖の衛星写真と見比べると、湖底になった辺りには、田畑とあぜ道がはっきり映っており、集落が存在していた証しを示しています。

 

 

萱尾集落は、ダム建設で水没する前に移築されて、現在も存在しています。

 

溪雲寺

2018年12月、紅葉の美しさで知られる永源寺の傍らを流れる愛知川の上流に聳える永源寺ダムのダム湖を取り囲むように静かに佇む廃隧道(相谷隧道)、廃村(九居瀬)、集落(佐目・萱尾・蓼畑)を巡りました。

佐目集落を見学後、国道421号線を東へ進み、萱尾集落を目指しました。

到着したのは、溪雲寺(けいうんじ)というお寺です。

 

溪雲寺は、慶長年間(1596-1615)を開基とする永源寺派臨済宗のお寺です。この辺りの地域は、すべて永源寺派のお寺の檀家だそうです。

 

大瀧神社

溪雲寺から国道421号線を更に東へ進んでいくと、大瀧神社があります。萱尾大瀧の近くに鎮座する大瀧神社は、古くから雨乞信仰と密接な関係がある神社です。傍らを流れる愛知川と支流でもあり水源ともいえる萱尾大瀧に纏わる神事が古くより行われてきました。

 

鳥居を潜ると、参道はダム湖に向かって長く伸びています。

 

参道を降りると、境内が広がります。

 

神社の社歴。愛知川の水源でもある萱尾大瀧に関わりの深い神事(瀧飛の神事)が古くから行われていたが、昭和46年、ダム建設により集落とともに湖底に没したとあります。

 

手前が拝殿で、奥に本殿があります。

 

ダム湖を眼前に静かに佇む大瀧神社。

 

 

永源寺ダム湖 周辺集落廃村巡り(2018年12月)記事一覧

永源寺ダム湖

相谷隧道(廃隧道)

佐目集落

萱尾集落

林道(萱尾・蓼畑線)

九居瀬集落跡(廃村)

 

 

大瀧神社
所在地:滋賀県東近江市萱尾町192
問合せ:TEL 0748-27-0118
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FIND OUT管理人

滋賀県出身。大阪でインターネット広告やWEBマーケティングを扱う会社を経営。管理人自らが滋賀県の集落や廃村、地域に根差した神社・仏閣、戦争遺構などを現地調査を通じて紹介しています。

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