九居瀬集落跡(廃村)

Posted 2019-2-13

東近江

永源寺ダム湖に水没し廃村となった九居瀬集落跡

滋賀県東近江市にある永源寺の傍らを流れる愛知川の上流にある永源寺ダムは、1972年(昭和47年)に建設されました。ダム建設に伴って、いくつかの周辺集落がダム湖の底に水没しました。その水没集落の一つに九居瀬(くいぜ)集落があります。ダムが出来る前の1970年(昭和45年)の空中写真を見ると、水没前の集落が確認できます。九居瀬集落跡は、ダム湖を挟んで佐目集落の対岸(北岸)に位置します。永源寺ダム建設により水没した集落は、佐目集落、萱尾集落、相谷集落、九居瀬集落の4つの集落ですが、佐目・萱尾・相谷の3集落は、水没に伴って、家屋が段丘上に移築され、現在も集落は残っています。しかし、九居瀬集落は、水没に伴って家屋が移築されることなく、集落の住人は全て離村し、地名とかつての集落跡が残っているだけです。

 

 

蓼畑集落から愛知川沿いに国道421号線を永源寺ダム湖方向に向かって進んでいくと、愛知川を渡る橋の手前に九居瀬集落へ通じる枝道があります。

 

国道421号線から九居瀬集落跡へ通じる枝道があります。萱尾・蓼畑線(林道)よりは路面状態は良さそうです。

 

ダム湖を展望できる駐車スペースがありました。

 

九居瀬地区は、鈴鹿国定公園特別地域に指定されています。この辺りは三重との県境に近く、国道421号線は「八風街道」といって滋賀と三重を結ぶルートです。

 

九居瀬集落の家屋のほとんどがダム湖に水没しており、遺構といえる建造物は何も遺っていないようです。昭和39年に閉校になった「山上小学校九居瀬分校」の跡地が湖岸に確認できるようです。それと、山岳の方には、永禄年間に廃城になったと伝わる「九居瀬城址」があります。

 

 

永源寺ダム湖 周辺集落廃村巡り(2018年12月)記事一覧

永源寺ダム湖

相谷隧道(廃隧道)

佐目集落

萱尾集落

林道(萱尾・蓼畑線)

九居瀬集落跡(廃村)

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FIND OUT管理人

滋賀県出身。大阪でインターネット広告やWEBマーケティングを扱う会社を経営。管理人自らが滋賀県の集落や廃村、地域に根差した神社・仏閣、戦争遺構などを現地調査を通じて紹介しています。

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